書籍 「法律答案の構造的思考」山島達夫(辰巳法律研究所)など、あなたの本当の価値を引き出すおすすめ資格一覧

書籍 「法律答案の構造的思考」山島達夫(辰巳法律研究所)

「法律答案の構造的思考」山島達夫(辰巳法律研究所)

大学の先生は,「予備校本なんて…」と言うかもしれない。

でも,私は,一概に予備校の出している本を批判するのは誤りだと思う。
予備校は,大学がその役割を果たしていない部分を補い,学生にとって必要な訓練を施している。

この本も,そういう訓練をしてくれるものである。

「法的三段論法」というのは,法律学においてイロハの「イ」である。
だから,大学の先生方は,法的三段論法というのは常識であって,あえて教えるほどのことではないとお考えなのかもしれない。

しかし,法的三段論法は口にするのもはばかられるほど自明なことだろうか。
少なくとも,自明ではなかった。
それどころか,この本を読むまで,法的三段論法を誤解していた。

なぜ,だれも教えてくれなかったんだろう。
こんなに当たり前のことを。

この本は,法的三段論法を明確に解説し,訓練してくれる。

広くお薦めしたい一冊である。

参考までに、三段論法とは、推論の方法の一つである。

概要

大前提(主に普遍的な法則)と小前提(個別の単なる事実)から結論を導き出す推論方法。
簡潔に説明すると以下のような論法である。

AはBである。

BはCである。

よってAはCである。

「A」と「C」という元々直接的には関係しない事柄を、両方と関連性のある「B」という事柄を用いて論理的に結びつけることができる。
三段論法の有名な例としては以下の文が挙げられる。

ソクラテスは人間である。

全ての人間は死すべきものである。

ゆえにソクラテスは死すべきものである。


上述の説明に当てはめると、「ソクラテス」はA、「人間」はB、「死すべきもの」はCに該当する。
「ソクラテスは人間である」という小前提と「全ての人間は死すべきものである」という大前提により、「ソクラテスは死すべきものである」という結論が導き出されたのである。
三段論法を少し応用すると以下のような論述もできる。

Xさんは殺人を犯した。

殺人を犯した者は逮捕される。

Xさんは逮捕される。

 

三段論法はどんな事柄にでも応用が利くため、あらゆる場面において重用される。
文系分野、理系分野問わず論理性が必要とされる分野においては必須の論法である。


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